あらゆるものに手を出して

歴代テイルズ オブ シリーズ全作品紹介&評価!おすすめ作品まとめ!

time 2018/11/21

歴代テイルズ オブ シリーズ全作品紹介&評価!おすすめ作品まとめ!





バンダイナムコエンターテインメントから発売されているテイルズオブシリーズ。

その歴史も深く、数多くの作品が発表されてきました。

私自身このシリーズが大好きなので、今回はテイルズの全マザーシップタイトルを紹介したいと思います。

シリーズをプレイしたことがない方に向けたおすすめ作品なども紹介しているので、ぜひご覧ください。

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そもそもテイルズシリーズとは?

従来のRPGとは異なり、キャラを自由に操作しコンボや詠唱を行う独自のアクションシステムを戦闘に取り入れたゲームシリーズです。

戦闘については各作品ごとに仕様が異なりますが、コマンド形式のRPGより単調にはなりにくいかと思います。

また、キャラクターに焦点を当てていることも特徴のひとつです。

フィールドで発生する「スキット」や「フェイスチャット」と呼ばれる雑談や戦闘後の掛け合いなどキャラに愛着がわくようなシステムを多く採用しています。

テイルズシリーズでは本編作品を「マザーシップタイトル」、その他ファンディスクや外伝作品は「エスコートタイトル」と呼んでいます。

今回は、そのうちの「マザーシップタイトル」について紹介したいと思います。

 

作品タイトルがナンバリング形式ではないためわかりずらいですが、一部作品(後述)を除いて各作品ごとに重要なつながりはありません。

なので基本的にはどの作品からプレイしても大丈夫ですが、これからテイルズを始めたいという方には個人的に以下の作品をおすすめします。

これらの作品は人気が高いのはもちろん、テイルズを代表するような作品です。

リメイクや移植がされているため比較的新しいハードでも遊びやすくなっています。

 

では、ここからは発売順にテイルズを紹介したいと思います!

 

テイルズ オブ ファンタジア

ある日、トーティスの村に住んでいるクレスは、幼馴染のチェスターと、南の森へ狩りに出かけた。ところが、獲物を仕留めて村へと帰ると、建物は破壊し尽くされ、住民は皆殺しにされていた。クレスとチェスターは、肉親を失い、仇討ちを決意する。敵の狙いは、クレスのペンダントであり、それこそが、魔王ダオスを復活させる封印の鍵であったのだ。クレスはチェスターに被害が及ばないように気遣い、単独で行動するが、ついに捕らえられ、ペンダントを奪われてしまう。
クレスは地下牢に捕らえられるが、不思議な力で脱出に成功する。そして、同じく囚われていたミントと出会う。復活の儀式が地下墓地で行われると聞き、クレスはそこへ向かう。だが、ダオスの復活を止めることは出来なかった。封印が解けたダオスはクレス達を殺そうとするが、間一髪、時間転移で過去へ飛ばされ、命拾いする。クレス達はダオス打倒をめざして旅に出る。そして、クラースやアーチェら仲間と出会いながら、時間を超える冒険を繰り広げる。はたして魔王ダオスの真の目的は……。(公式サイトより引用)

記念すべきシリーズ第1作。

発売当時はボイスと主題歌があるというのがレアだったようで、話題になったようですね。

シナリオは、復活した魔王ダオスを倒すために時空を超えて冒険するという一見王道なもの。

しかし、ダオス側にもそれなりのストーリーがあったりします。

こういった、悪役にも背景があるという設定は当時の作品では珍しかったようです。

ゲーム性に関しては、1作目ということもあり一部ダンジョンの難易度など手の及んでいない箇所が多くありますが、キャラに注目したフェイスチャットシステムなどテイルズとしての礎を築いた作品でもあります。

今やっても十分に楽しめる作品だと思います。

最初はSFC版で発売されましたが、のちにPS、GBA、PSPなどでリメイクや移植が行われました。

もし今からプレイするとすれば、PS版が最も安定かと思います。

 

テイルズ オブ デスティニー

兵士として自らの名を上げるために故郷のリーネ村を飛び出したスタン・エルロンは、セインガルド王国の首都ダリルシェイド行きの飛行竜「ルミナ・ドラコニス」に密航するが、密航が発覚し武器を取り上げられてしまう。そこへ魔物が襲来。武器を取り上げられていたスタンは武器を探すため飛行竜内を捜索する。そして、倉庫で見つけたのが「ソーディアン・ディムロス」だった。

ディムロスのマスターとなったスタンは、その後の道中で「ソーディアン・アトワイト」のマスターであるルーティ・カトレットや「ソーディアン・シャルティエ」のマスターであるリオン・マグナスと出会い、「神の眼」を巡る騒乱に巻き込まれて行く。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第2作目。

テイルズシリーズの人気を不動のものにしたといえる作品です。

主要キャラクターのリオンの存在などがその人気の源であるといえるでしょう。

本作の特徴としてはソーディアンという意志を持った剣が登場し、シナリオでも戦闘でも重要な役割を持っていることです。

主要キャラには相棒的存在のソーディアンを持ち、彼らにも経験値やレベルといった概念が存在します。

しかし、シナリオ面では扱いな雑なキャラやセリフ面で評価が割れてしまっています。

こちらも後にPS2でリメイク作品が登場しています。

PS版では低すぎる難易度をはじめ問題点が多く指摘されていましたが、PS2版では難易度の大幅調整に加え新規シナリオが追加されました。

戦闘では、チェインキャパシステムと空中戦を重視した爽快感のあるものになっています。

今からやるならPS2版がよいでしょう。

 

テイルズ オブ エターニア

物語の舞台となるのは、二つの世界が平行に存在する“対面世界”エターニア。エターニアは明るく、暖かい気候の「インフェリア」と、その遥か頭上、空の向こうに逆さまに存在する「セレスティア」から成る。

インフェリアの片田舎の村・ラシュアンに住む、リッド・ハーシェルとファラ・エルステッド。二人が村の見晴らし台から天上に広がる世界を眺めていると、ふいに大きな光が降ってきた。

二人が急いで墜落現場に向かうと、そこには、褐色の肌を持ち、見慣れぬ服を着た少女が倒れていた。言葉すら通じない少女に困惑しながらも、ひとまず村長に報告し、その指示を仰ぐことにした二人。しかし村長からは得体が知れないと、少女を村から追い出すように命じられる。

何とか説得を試みようとするファラ。そのとき、突然に村長宅の壁が激しく崩れ、褐色の肌の男が現れる。少女同様に異なる言語を操る男に、訳もわからないままいきなり襲撃されるが、リッド、ファラの二人で何とかこれを撃退する。しかし、騒動を起こしたことで村長は騒動の元でしかないと確信してしまい、結果として三人とも村を出て行かざるをえなくなってしまった。

ここから始まる物語は、やがて二つの世界全体を巻き込む大問題へと発展していくこととなる。そこには、一人の救われない少女の過去があった。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第3作目。

シリーズではおなじみの秘奥義が初めて登場した作品です。

クセのないストーリーとキャラクター、ちょうどいいバランスの難易度などからとても人気の高い作品です。

メインシナリオの多くにボイスが付いたことなどもあり完成度は非常に高いため、エターニアが一番好きというファンも多いです。

今からやるならリメイクのPSP版がいいでしょう。

余談ですが、エターニアの「攻略本にすら載っていなかった隠し秘奥義」というのがなんかわくわくして好きです。


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テイルズ オブ デスティニー2

カイルは、父のスタンについて、数年前に家を出て冒険に旅立っていると母から聞かされていた。

ある日、兄貴分であるロニが使命と共に孤児院に帰ってくる。孤児院の借金を返すため、ロニとカイルは300万ガルドの価値があるというレンズを取りに「ラグナ遺跡」へと向かう。遺跡で肝心のレンズを見つけるが、レンズは突然砕け散り、リアラという不思議な少女が現れた。

カイル達に冷たい態度を取り、英雄を探していると言うリアラに対し、自分こそがその英雄だと伝えるカイル。だが、リアラはカイルの言葉を否定し、立ち去ってしまう。カイルは、英雄となるため、そしてリアラに自分が英雄であるということを証明するために、旅立ちを決意する。

やがてその旅路の中で、カイルは自分の運命を、英雄と呼ばれることの重さや責任を知っていく。世界を救うかリアラを救うかの2択を迫られたとき、カイルは初めて、英雄とは何なのかを考える。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第4作目。

タイトルの通り『テイルズオブディスティニー』の続編です。

シリーズ初の続編作品であり、『デスティニー』の18年後を舞台にしています。

ディスティニー2と言えばその中毒性の高い戦闘システムです。

本作には術技を使う際に消費するTPとは別にSPというものがあります。

SPは攻撃やバックステップで消費し、少なくなるにつれ攻撃が通らなくなっていきます。

そのためただ殴るといった戦術が使えず、戦略を工夫する必要があります。

この2つの数値の管理が戦闘の肝であり、やればやるほどその奥深さに呑まれていきます。

2Dテイルズ最高峰の戦闘システムと言われるのは伊達じゃないです。

しかし、慣れるまでは多少時間がかかるため賛否が割れてしまっているような気がします。

まさにスルメゲーな戦闘システムと言えるでしょう。

 

テイルズ オブ シンフォニア

現在から4000年をさかのぼるはるかな昔、世界は邪悪な闇の種族ディザイアンが起こした古代戦争のさなかにあった。勇者ミトスは聖地カーラーンで女神マーテルと契約を結び、ディザイアンを封印し戦争を終結させ、世界を救った。

時は流れ、封印されたはずのディザイアンが再び現れ、シルヴァラントに恐怖をもたらす。ディザイアンは人間を支配し、拉致した人間を収容する「人間牧場」と呼ばれる生体実験施設を各地に造営するなど、おぞましい所業を繰り広げていた。ディザイアンの支配と世界の衰亡に喘ぐ人々は、「神子」の登場を心待ちにしていた。

物語の舞台は、伝説と共にあるマーテル教会聖堂に近い集落、神託の村イセリアから始まる。ある日、学校でロイドは幼馴染の少女コレットに神託が降りたことを知った。コレットは、マナの搾取により衰退しつつあるシルヴァラントを救うため、神子として世界再生の旅を始めることになる。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第5作目。

シリーズ初のフル3Dを採用し、おなじみのオーバーリミッツが初登場しました。

テイルズのスタンダードとも言える作品のため人気も高いです。

シンフォニアのシナリオは、序盤の王道な展開に反して重くてダークな部分が存在します。

「人間牧場」とか単語だけでも不穏な響きの施設が存在したり・・・。

しかし、鬱シナリオというわけでもなくちゃんと救いもあり、破綻や矛盾もないストーリーです。

戦闘に関しては前作の複雑なシステムから誰でもとっつきやすいシンプルなものになりました。

キャラごとに2パターンの育成が可能で、その育成次第で覚える術技が異なるシステムも面白いです。

 

また、シンフォニアには2年後を描いた続編『テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士』があります。

こちらは従来のシリーズとシステムが大きく異なり、エスコートタイトルとして扱われています。

これはこれで面白いのですが、別ゲーだと思った方がいいかもしれないですね。

今からやるのであれば、『シンフォニア』と『ラタトスクの騎士』のHDリマスター版である『テイルズオブシンフォニア ユニゾナイトパック』がおすすめです。

『シンフォニア』と『ラタトスクの騎士』がセットになっています。




テイルズ オブ リバース

「ヒト」の一部には、生命力と精神力を源とする超常的な事象を起こす力「フォルス」を扱えるものがいる。病床に臥したラドラス王が、月夜の晩、何かに取り付かれたように自らのフォルスを開放し、死亡する。 世界中に光が降り注ぎ、フォルスが覚醒する人が続出。そして覚醒は暴走を引き起こし 各地で大被害が起こる。のちに人々はこれをラドラスの落日と呼んだ。 スールズという小さな村でも、ヴェイグという青年が覚醒。氷のフォルスの暴走が始まり、 ヴェイグを心配して近づいたクレアが氷塊に閉じ込められてしまう。

一年後、クレアの氷塊の前でうなだれているヴェイグの前に、マオとユージーンというフォルス能力者が現れる。 マオは炎のフォルスで簡単に氷を溶かしてクレアを救出。 マオとユージーンはクレアの家で接待されることに。そこでヴェイグはマオとユージーンから話を聞く。 ユージーンはフォルス能力者を集めた軍隊『王の盾』の隊長だったが、ラドラスの落日にまつわる陰謀に気づき追放された。 マオは記憶喪失の少年で、フォルス能力を買われ『王の盾』に入隊したが、そのやり方に不信感を抱き、 ユージーンにくっついて王の盾を脱走。2人は、王の盾に知られていないフォルス能力者を探す旅に出たという。 そこでヴェイグの噂を聞き、この村まで来たのだ。ヴェイグは仲間になってほしいと誘われるが、 クレアのそばにいたい、と断る。

そこにカレギア軍を引き連れた『王の盾』の四星、サレとトーマのコンビが登場。 「この村で一番美しい娘をよこせ」と村人をフォルスの力を使って脅迫。 ヴェイグたちを蹴散らし、クレアを誘拐してしまう。 ヴェイグはクレアを取り戻すため、マオとユージーンは誘拐の真意を含めた国の動きを探るため、 3人はチームを組み旅立つ事に。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第6作目。

人間(ヒューマ)と獣人(ガジュマ)との種族間の対立をメインとしたシナリオが特徴です。

種族差別やハーフの存在などテーマに沿った重ためな雰囲気のストーリーが続いていきます。

また、全体的にメインキャラたちが暗めであることもそれに拍車をかけています。

この辺りは人を選ぶ作品なのではないでしょうか。

そして、私が最初にプレイしていた時に驚いたのは回復魔法が一切存在しないことです。

RPGの中でもかなり異色だと思うんですが、本作では攻撃を当てることで回復する仕様になっています。

そもそも基本的な戦闘システムがなかなかに複雑なので、ここもまた人を選ぶ点かもしれません。

もちろん、理解できればすごく楽しいです!

今からやるのであれば、PS2版に要素を追加したPSP版が最もおすすめです。

 

テイルズ オブ レジェンディア

爪術(そうじゅつ)と呼ばれる特殊な技を使いこなす少年セネル・クーリッジは、妹のシャーリィと二人で小型船に乗り、霧の立ちこめる海上を漂流していた。
食料は尽き、体力も限界に達しかけたとき、突如として霧の中から島が姿を現す。
しかもそれは驚くべき速度で接近し、セネルが舵を切る間も無く、小型船は荒波に飲み込まれてしまう。
波打ち際で意識をとりもどした二人は、そこが普通の島ではないことを知る。
表面は土壌に覆われ植物が繁茂し、まるで島のような外観に変わってはいるが、足下に広がる大地は紛れもなく、人工的に造られた巨大な「船」だった。(公式サイトより)

 

マザーシップタイトル第7作目。

ストーリーは「メインシナリオ」と「キャラクタークエスト」の2つに分かれています。

メインシナリオの前半では、「遺跡島」と呼ばれる巨大な船に遭難したところから始まり、伝説の力を受け継いでいるとされるシャーリィをめぐって展開していきます。

そして、キャラクタークエストではセネルとシャーリィ以外の6人のパーティメンバーたちが「なぜ遺跡島にやってきたのか」を描いています。

個人的には、このキャラクタークエストがとても印象深いです。

パーティメンバーのしがらみや過去そして絆が主に描かれており、感動したのをよく覚えています。

シナリオとキャラクターが魅力的なのは間違いないです。

戦闘に関しては、シンプルではあるのですがシンフォニアなどとは違い単調に感じてしまうこともありました。

また、魔法を扱うキャラが複数いるのにもかかわらず、使える魔法が同じようなものばっかで差別化がいまいちされていない点なども問題点かと思います。

シナリオやキャラクターを楽しめる作品だと思います。

 

テイルズ オブ ジ アビス

キムラスカ・ランバルディア王国とマルクト帝国。敵対関係の二大国の危うい均衡状態が続く中、キムラスカ公爵家の一人息子・ルークがマルクトの者に誘拐される。後に救出されたものの、ルークは全ての記憶を失っていた。

それから7年後、自分の屋敷に軟禁されて育ったルークは、師匠・ヴァンとの剣の修行が唯一の趣味となっていた。ある日、ルークはヴァンを殺そうと屋敷に不法侵入してきた少女・ティアと擬似超振動を起こし、彼女とともに見知らぬ場所に瞬間移動する。屋敷に戻るためにティアと行動を開始したルークは、その先の長い旅路で多くの人々と出会い、自分の生まれた意味を知ることとなる。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第8作目。

個人的には、シナリオがテイルズシリーズの中でダントツに好きです。

主人公で公爵子息のルークは世間知らずのわがままとして最初は描かれていますが、自分の生まれた意味や存在価値、自分の犯した取り返しのつかない罪と向き合い、かけがえのない自分自身を模索していきます。

ルークを中心に物語は進みますが、一部ほかのキャラクターも非常にクセが強いため、今までとは一味違うパーティの雰囲気となっているのが印象深いです。

RPGではよくある和気あいあいとした感じではなく、多少ギスギスすることも・・・。

戦闘は、スタンダードかつ好評だった『シンフォニア』に近いです。

そのうえで、ステータスをある程度自由に成長させたり、それに応じて習得スキルが変わったりと幅広い育成ができます。

また、戦闘フィールド内を自由に動き回れるフリーランが初めて採用された作品でもあり、戦闘の自由度が格段に上がっています。

余談ですがBUMP OF CHICKENによる主題歌「カルマ」がシナリオともよくマッチしておりとても評価が高いです。

ボーカルの藤原さんはゲームの内容と照らし合わせて作詞作曲をしたらしいですからね。

様々な音ゲーなどで収録されていたりカバーされているため曲自身の知名度も高いのですが、作中のイベントで流れる「カルマ」はその展開とリンクして非常に熱いものになっています。

話がそれましたが、『アビス』はキャラクターやパーティの雰囲気などは今までとは少し違ったものがありますが、全体的な完成度が非常に高い作品、というのが私の感想です。

『アビス』はPS2で発売され、その後バグなどを取り除いた形で3DSに移植されました。

携帯機ということもあってグラフィックは劣りますが、今からやるのであれば3DS版をおすすめします。

 

テイルズ オブ イノセンス

世界は騒乱の真っ只中にあった。王都レグヌムと西の国ガラムとの間では戦争が勃発し、戦争により大地は荒れ果て、戦争孤児や食料不足などが深刻化していた。

そんな中、世界に「異能者」と呼ばれる超人的な力を持つ者が現れ始めた。その力は強大すぎるため忌むべきものとし、王都レグヌムでは「異能者捕獲適応法」と呼ばれる法案が施行された。この法律により、レグヌムを中心に異能者狩りが始まった。

この事態に「アルカ教団」という組織が立ち上がる。アルカ教団は、異能者らを保護する団体を名乗り、世界各地で信者を獲得していった。

異能者の存在により、さらに混乱する世界。そして商家の一人息子、ルカ・ミルダは自らの中の異能の力を呼び覚ましてしまう。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第9作目。

当初はDSで発売されましたが、その後PS Vitaでリメイク版の『テイルズオブイノセンス R』が発売されました。

DS版の不満点を改善し、新キャラなどの追加要素を加えたのがPS Vitaです。

なので、ここではリメイク版についてのみ記述します。

 

フリーランや空中コンボに加え、上手く戦闘を継続するとボーナスが付くレイヴシステムなど戦闘の楽しさが魅力な作品です。

『R』からの新キャラには、敵から術を受けることでその術を習得するという独特なキャラがいます。

このラーニング習得システムはシリーズ通して珍しい類ですが、テイルズの戦闘において意外と面白い要素となっています。

携帯機ということもあって若干ボリュームは少なく割と早くクリアできてしまうかもしれませんが、すごく出来のいい作品です。

テイルズ オブ ヴェスペリア

古代の技術で生み出された魔導器(ブラスティア)の恩恵を受ける世界テルカ・リュミレース。人々は、魔導器の力によって街に結界を張り、魔物に脅かされることのない平和な日々を送っている。

帝都ザーフィアスに住む青年ユーリは騎士をやめ、それ以来、用心棒紛いのことをして暮らしていた。下町の水道魔導器(アクエブラスティア)から魔核(コア)を抜いた泥棒モルディオを追うことになるが、今までの無茶が祟って牢屋に投獄されてしまう。当然のように脱獄した彼は、城内で騎士に追われる少女エステリーゼと出会う。エステリーゼは「会わなければならない人がいる」と訴え、ユーリの親友フレンの名前を出す。ユーリは魔核泥棒を追うため、そしてエステリーゼをフレンに会わせるため、慌ただしくも共に帝都から旅立つのであった。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第10作目。

おそらくテイルズで最も人気の高い作品ではないでしょうか。

初めはXboxで発売されましたが1年後にPS3版の移植版が発売され、2019年1月11日にはSwitch、PS4、Steam、Xbox Oneで再度リマスター版が発売されました。

また、シリーズ初の映画化もされており、知名度も他作品より群を抜いて高い気がします。

その理由は主人公ユーリの存在でしょう。

ユーリは熱血漢などといった王道からかけ離れたダークヒーロー的な主人公であり、法を逃れる極悪人を暗殺するようなこともします。

このユーリと法による正当な裁きを正義として掲げる親友フレンとの対比がシナリオで繰り広げられていきます。

普通はこのフレンのようなキャラを主人公にしたゲームが多いですが、そこをあえて逆にしているという特徴があります。

戦闘システムでは、シンフォニアやアビスからのスタンダードを受け継いだものに、「フェイタルストライク」や「バーストアーツ」と言った戦闘に爽快感をもたらす要素を加わえており非常に面白いです。

ただ、オーバーリミッツが強すぎたり、一部の技の性能が高すぎたりという面もあり、特にクリア後は装備やスキルの組み合わせによっては、お手軽永パもできてしまうため、この辺りは好みが分かれるところだと思います。

テイルズ オブ ハーツ

辺境の村に祖父と二人で暮らす少年「シング」は、今日も祖父との剣の修行に打ち込んでいた。
初めて祖父から一本をとったシングは、その褒美として祖父より神秘の武具「ソーマ」を譲り受ける。

ソーマを譲り受けた後、シングは祖父の外出中に祖父を訪ねてきた少女「コハク」と出会う。
初めて会う村人以外の異性に戸惑いつつも、その笑顔に惹かれていくシング。

しかし、コハクはシングの目の前で謎の女魔導士に襲われ、そのスピリアに術をかけられてしまう。
シングはコハクを救うために彼女のスピリアにスピルリンクするも、誤って彼女の感情を砕いてしまう。

コハクへの償いと、コハクの笑顔を取り戻したいという思いから、シングは祖父から譲り受けたソーマを手に初めて村の外へ旅立つのだった。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第11作目。

DSで発売された後、PS Vitaでシナリオの改変も含め大幅なリメイクがなされた『テイルズオブハーツ R』が発売されました。

ここではリメイク版について記述します。

 

戦闘で得られるポイントを振り分けて、「ソーマ」と呼ばれる武器のパラメータを好きなように成長させていく「ソーマビルド」というシステムがなかなか面白いです。

ソーマを進化させていくことで新しいスキルや術技を習得していき、武器自体も様々な形態へと派生していきます。

ストーリーは王道な感じで、ボリュームも中々多いので長く楽しめまると思います。

序盤は若干パーティがギスギスしますが、それを越えれば明るいパーティになります。

携帯機としては非常に綺麗なグラフィックなのも特徴の一つですね。

 

テイルズ オブ グレイセス

空を海で覆われた世界・エフィネアでは、「煇石(クリアス)」という物質に含まれる「原素(エレス)」を使用した文明が栄え、「ウィンドル」・「ストラタ」・「フェンデル」の3国がそれぞれの政治体制の下存在していた。

ウィンドルの辺境に位置するラント領領主の長子・アスベルは、ある日弟のヒューバートと共に探検に行った裏山の花畑で、記憶を無くした不思議な少女・ソフィと出会う。彼女や幼馴染のシェリア、同じ時期にラントを訪れたウィンドルの王子・リチャードと友情を深める日々。だが、ある事件でソフィは姿を消してしまう。彼女を守れなかった自分を憎んだアスベルは「強くなってもう誰も失わない」ために家を飛び出し、王都の騎士学校の門を叩いた。

7年後、青年剣士に成長した18歳のアスベルは父の訃報を知り、故郷で領主を継ぐことになる。そんな彼の前に、死んだはずのソフィと瓜二つの少女が現れたことから、物語は大きく動き出す。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第12作目。

シリーズ中でも最も評価の高い戦闘システムを誇る名作です。

私も戦闘は『グレイセス』のものが一番好きです。

チェインキャパという数値がなくなるまで自由にコンボを組むことができるためコンボの幅が非常に広く、加えて各種ステップやガードにも大きな恩恵がある点など戦闘に自由度と爽快感があります。

一方でシステムが複雑ということもなく、入り口が広いが奥も深いといった非常に優れたゲーム性といえるかと思います。

戦闘キャラの差別化もよくできており、キャラによってまったく違った戦術をとることができるため誰を操作していても面白いです。

シナリオは主人公の幼少期から始まるストーリーのためキャラクターの成長をより実感でき、クセのないながらも個性のあるキャラクター性もあって人気の高いものとなっています。

サブイベントに加え称号集めなどのやりこみ要素も充実しており、すごく楽しいゲームです。

Wiiで発売された『グレイセス』でしたが、追加シナリオと戦闘システムのさらなる強化を行った移植版がPS3で発売されています。

今からやるのであればPS3版をおすすめします。




テイルズ オブ エクシリア

王都イル・ファンの病院で研修中のジュードは、多忙ながらも平穏な日々を送っていた。ある日、精霊術失敗による怪我人が普段よりも多く来院する。
患者を診るジュードは精霊達の様子がおかしいのでは?と疑問を持つが、原因は不明のまま。
そんな中、担当教授への伝言を頼まれ、お人好しぶりを発揮したジュードは、教授が向かったという軍の研究所へ向かう。

一方、自らが称えられている山中の社で、下界の様子を伺っていた精霊マクスウェルことミラは、王都イル・ファン周辺で大量の精霊が1度に消滅したことを感知する。
すべての精霊と人に危険が迫っていると判断し、真偽を確かめるべく王都イル・ファンへ向かう。
精霊消滅の原因と思わしき軍研究所へ単身潜入を試みようとしていたミラは、そこで1人の少年と出会うのだった。(ニコニコ大百科より引用)

マザーシップタイトル第13作目。

シリーズ初の男女ダブルヒロインを採用した作品です。

女主人公のミラと男主人公ジュードどちらかを最初に選択し、それによって一部ストーリーが変化していきます。

ストーリーの全貌や設定をちゃんと知ろうとすると周回しなければならないので、人よって賛否が分かれるかもしれません。

また周回が前提なのか、やりこみ要素を含めたボリュームはだいぶ少ないです。

ちなみにジュード編からプレイすると比較的ストーリーのが見えやすいと思います。

戦闘には、攻撃ができる回数を表す数値ACと術技を使用する際に消費するTPの両方が存在し、『グレイセス』の戦闘システムにTP要素を加えた形といえるでしょう。

キャラごとの特性などもあり、プレイヤーの好みの戦術を見つけ出すことができるため戦闘はすごく楽しいです。

この作品以降マップに3Dカメラが採用され、右スティックで自由に視点を操作できるようになりました。

加えてグラフィック技術も向上しているため、幻想的な町やダンジョンの見栄えは過去作とは比にならないレベルで美しいです。

始めてプレイした時の「イル・ファン」の街並みには非常に感動しました。

 

テイルズ オブ エクシリア2

エレンピオスに住む青年ルドガー・ウィル・クルスニクは、クランスピア社の入社試験を受けるが落ちてしまう。

一方別の場所では、仮面の男ヴィクトルと少女エルは謎の集団に追われていた。 ヴィクトルは、自分の懐中時計と双剣をエルに託しトリグラフ中央駅に向かいカナンの地を目指すようにと告げるとエルを乗せた船を走らせ、離れ離れになってしまう。

数日後、ルドガーはトリグラフの駅食堂で働くことが決まり駅に向かう道中、駅を探しているジュードと出会い一緒に向かうが、エルと共にアルクノアの起こした列車テロに巻き込まれてしまう。列車を進むうちに、謎の空間に巻き込まれてしまい更にその奥で見たのは、兄ユリウスの姿をした化け物だった。

ルドガーは、ジュードと共に化け物を倒すことに成功するがその直後に気を失ってしまい、後にクランスピア社のエージェント・リドウの治療を受け2000万ガルドの借金を抱えてしまい、返済のために各地を奔走する事となり、その旅の中で運命を決める選択を迫られることになる。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第14作目。

前作『エクシリア』の1年後を描いた作品です。

前作のパーティキャラは全員そのままに新たに3キャラが加わっています。

そのため、前作をプレイしてからでないと若干置いてかれてしまいます。

しかし、テイルズシリーズで最も鬱と言われるシナリオの評価は高く、非常によく考えられています。

普段ゲームで泣かない私も思わず涙を流してしまう場面がありました。

一方で主人公のルドガーはあることから借金を背負ってしまい、それを一定まで返済しなければ次のチャプターに進めないという仕様になっています。

そのため、本筋と関係ないクエストを強制される部分があります。

個人的には、あまり苦には感じませんでしたが評価が割れる部分ではあるようです。

陰鬱なシナリオを嫌うどうかでこのゲームを楽しめるかが決まると思います。

プレイする場合は前作をクリアしてからにしましょう。

テイルズ オブ ゼスティリア

天族の杜イズチの住人に拾われ、慈しまれて育った人間の少年スレイ。彼の楽しみは社の近くの古代遺跡を探検することで、いつか幼馴染のミクリオと共に世界中の遺跡を冒険することが彼の夢となっている。ある日、遺跡探検中にミクリオを助けようとして、崩落に巻き込まれてしまった。そこで偶然発見した人間であるアリーシャを追って、スレイはミクリオと共に外の世界に出る。スレイは初めての下界で商人の少女ロゼと、伝承にある「湖の乙女」と呼ばれる「浄化」の力を持つ天族の女性ライラと出会い、天族と人間を救い、彼らが共存できる世界を作りたいという夢のために「導師」となることを決意し、はじめての下界でスレイの運命が大きく動いていく。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第15作目。

テイルズシリーズ20周年を記念して大規模な開発が行われた作品なのですが・・・

シリーズの歴史に泥を塗る最低の黒歴史を生んでしまいました。

その一部の原因は以下の点です。

  • アリーシャ、ロゼのヒロイン騒動を発端とした前情報と実際のゲーム内容の乖離や設定の矛盾。
  • ゲームとしてのクオリティも著しく低く、戦闘面、システム面などストーリー以外の不満も続出。
  • DLCに見られる追加コスチュームから発生した問題や追加ストーリー発表のタイミングと販売経緯。
  • 馬場英雄プロデューサー(以降馬場P)の企業やユーザーを蔑ろにする、数々の整合性が取れていない各イベントやメディアでの発言。

ニコニコ大百科より引用)

詳しく知りたい方は引用元を参照してください。

問題点が多すぎるので割愛しますが、要するにクソゲーです。

シナリオ、キャラ、戦闘、マップ、その他細かいシステムの多くで今までのノウハウはどうしたんだと言わんばかりの完成度の低さです。

それ故に話題にはなりました。

20周年記念作品ですし、一部には魅力的なキャラもいたので、こんな扱いになってるのは本当に残念です。

クソゲーハンターかシリーズを全作網羅したい方以外にはおすすめしません。

テイルズ オブ ベルセリア

ウェイストランドと呼ばれる世界。ミッドガンド聖導王国の辺境の村にベルベット・クラウという少女が住んでいた。彼女は明るく飾り気のない性格で家族と平和に暮らしていた。

しかし、赤い月が上ったある夜、この村に異変が起きた。この事件がきっかけでベルベットは肉親を失い、左腕が魔の手になってしまう。

それから3年、ベルベットは復讐のため、旅に出る。(Wikipediaより引用)

マザーシップタイトル第16作目。

シリーズ最悪とまで言われた『ゼスティリア』から一転、比較的評価の高い作品です。

『ゼスティリア』の前日譚にあたるストーリーということもあり、発売前はファンから不安がられていましたが、実際はとても完成度の高い作品となっています。

また、ストーリーの理解には、前作をプレイしている必要はなく単体で楽しめるものになっています。

キャラクターの掘り下げも充実しており、破綻などのないストーリーはとても評価が高いです。

一方で、もはやおなじみとなったダークなシナリオ展開は健在なので注意が必要です。

戦闘では、左スティックで常にフリーランのように動き回ることができ、右スティックでカメラを自由に動かせるようになっています。

また○×△□全てで攻撃を行うため、従来の作品とは一風変わった戦闘システムです。

また、「ソウル」や「スイッチブラスト」といった戦略性を高める要素があり、非常に面白いです。

これからテイルズを始めたい方にも十分おすすめできる良作です。

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